第1章 サムライ商法にダマされるな!

1−3 文部省もサムライ商法

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ナント恐るべき事に「文部省もサムライ商法」だったのだ。
「博士が百人いる村」という話を御存知だろうか?
「世界が百人の村だったら」の博士バージョンなのだが、博士が百人いると、そのうちの十六人が無職で、八人が自殺または行方不明なのだそうである。
なんと悲惨な........と思うものの、実は必然なのだ。

今や、誰もが金さえ出せば、高校・大学へ行ける時代である。
それは博士も例外ではない。

勉強の出来る子で、博士になりたいと言い出せば、親としては拒否できない。
だから本来は、国家が、博士の価値を暴落させないように、あえて冷酷に、絞り込む必要がある。 特に少子化で、子供の数が減っているのだから、大学はリストラするのが正しいやり方である。 ところがそれをやらなかった。 「○○補助士」ではないが、自分たちのメシの種のために、博士を大量生産し、親子を食い物にしてきたのだ。

人はこう嘆く「日本は学歴社会ではなかったのか」「これほどまでに学歴を軽視する国は世界にない」「学歴をもっと認めろ!」と。 だが、その考えは間違っている。
沢山あれば、何でも暴落するのが経済の法則である。 博士だって例外ではない。
まさしく「高学歴ノーリターン」だ。

サムライ商法に引っかかるのは、バカな金持ちだから放っておけばよいと言う人もいるが、はたしてそうだろうか? 金持ちが出資する会社で働いているあなたも、金持ちから家を借りているあなたも、みんな間接的に搾り取られているからだ。
野放図に増大する教育コストは、重大な社会・経済問題である。

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